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ペットのアロマセラピー

私たち人間と暮らすペットたちも、普段の生活によるストレスを抱えています。

ストレスが重なって「体と心のバランスを保とうとする力(恒常性)」が崩れると病気になったり、問題行動につながる場合があります。

普段からアロマセラピーでストレスケアをしてあげれば、ストレスはかなり軽減されます。

ペットとの生活の中にアロマセラピーを取り入れて、飼い主さんも一緒に癒されちゃいましょう。

アロマセラピーとは?
アロマ(芳香)テラピー(療法)自然の植物から抽出した精油を使って、心身の健康を維持し、
病気などを予防する自然療法です

アロマテラピーに使用する精油は100%天然のもので、精油は植物の葉・花・実・木の皮などからとれ、揮発性が高く、
様々な特性をもつ複雑な化学物質からできています


精油とは?

精油(エッセンシャルオイル):植物の花、葉、果皮、樹皮などから抽出した天然の素材で
有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です
必ず希釈して使います


アロマセラピーのルール
  1: 精油は、直接肌につけたり、飲んだりしないこと。肌に塗布する場合は、キャリアオイル(※)を用いて一般的に1%以下に希釈します。
例)精油:1滴=0.05ml キャリアオイル10ml→2滴まで(1%)
  2: 刺激の強いものもありますので、使用方法・量に注意すること。
  3: 妊娠中には、使用できない精油もあるので注意すること。
  4: 3歳未満の乳幼児には、室内芳香以外に行わないこと。また、3歳以上であっても子供の体重を考慮して、使用量を少なくすること。
  5: 柑橘系の精油に含まれる成分には、紫外線と反応して皮膚にかゆみや発赤などの症状を起こす光毒性があるので、外出前や外出時に日光に当たる部分への使用は避けること。
  6: 合成オイルと精油を混合しないこと。
  7: 精油は、高温多湿を避け、しっかりふたを閉め、必ず立てて保存すること。開封後は1年で使い切ること(ただし、柑橘系は、とくに酸化しやすいので6ヶ月以内)。
  8: アロマセラピーは医療行為ではありません。
    ※キャリアオイルとは
キャリアオイルはエッセンシャルオイル(精油)を希釈するために使う植物油で、ビタミン・ミネラル・必須脂肪酸などを豊富に含みます。代表的なものとして、ホホバオイル、スィートアーモンドオイルなどがあります。
キャリアオイルにはそれぞれ手触り・成分などに特徴がありますので、目的に合わせて使うといいでしょう。

ペットアロマセラピーの方法
●芳香浴…空気中に拡散する(アロマライト、オイルウォーマー、マグカップ、素焼きのタイル、バンダナ、ティッシュなど)       
      …スプレー(虫除けミスト、消臭ミスト、ブラッシング剤など)

●ノミダニ予防に最適!!

ペットのノミダニ予防には、動物病院で薬を処方してもらうこともできますが、精油の持つ忌避効果を利用すれば、ノミダニを予防することができます。精油には忌避効果をもつものがとても多いので、好きな香りでスプレーを作り、散歩の前にスプレーするだけで、予防できるのです。

●お部屋や車内の消臭に!!

ペットと暮らしていると意外に気がつかない匂いですが家族以外の人をお招きするとき、匂いはやはり気になります。アロマスプレーを作っておくと急な来客にも即座に対応できます。
また狭い車内ではアロマを炊くより、ミストで揮発させるほうがずっと感じよくなります。お好きな香りで試してみてくださいね 。
                             
ペットアロマ・マッサージを安全に行うために
  1: 必ず100%天然の精油を使用してください。
  2: 精油は、必ず希釈して使用してください。
  3: 精油は、内服させないでください。(ワンちゃんが足や被毛についた精油をなめる程度は心配いりません。)
  4: 生後6ヶ月までの子犬には精油を使用しないで下さい。また、その後も子犬には使用量を少なくしてください。
  5: 妊娠中には、使用できない精油もあるので注意して下さい。また、病気や高齢の場合にも精油の使用には十分注意してください。
  6: ワンちゃんの様子を十分観察しながら、徐々に始めるようにしてください。くしゃみをくり返す、哀れな鳴き声をあげる、息をきらせたり、よだれをたらすなどの異常があらわれた場合はすぐに使用を中止してください。
  7: 柑橘系の精油に含まれる成分には、紫外線と反応して皮膚にかゆみや発赤などの症状を起こす光毒性があるので、お散歩前の肌への使用は避けること。
  8: 毒性のある精油などは使用しないでください。
  9: 精油は、高温多湿を避け、しっかりふたを閉め、必ず立てて保存すること。開封後は1年で使い切る。(ただし、柑橘系は、とくに酸化しやすいので6ヶ月以内)
  10: 最後に、アロマセラピーは、獣医学的な治療のかわりになるものではありません。異常がある場合は、必ず獣医師の診察をうけるようにしてください。

●マッサージ…ペットの場合、マッサージオイルを皮膚に直接つけることはありません。
          被毛につけて身体全体に香らせ、その香りを鼻や口から吸い込ませ、心身に取り込むという考え方です。

          ※ワンちゃんが対象になり、ネコちゃん、とりさん、小動物には不向きなので、注意してください。
            ネコちゃん、とりさん、小動物へのマッサージは芳香浴なら、可能です。

ペットアロマ・マッサージにて得られるメリット
1 精油の効果効能を心身に取り込むことにより、さまざまなアロマセラピー効果が得られる

2 ワンちゃんをマッサージすることにより、コミュニケーションを図る

3 ワンちゃんの身体を触ることにより、飼い主さんが得られるヒーリング効果

4 ワンちゃんの身体を触ることにより、病気を早期に発見することができる

5 触ることに慣れさせる

●温湿布
…洗面器にお湯を入れて、精油を1滴たらし、そこにタオルやガーゼを浸したら、
       ワンちゃんの身体にあててあげる方法です。

●足浴…洗面器にお湯の入れて、精油を1滴たらし、ワンちゃんの足をつけてあげると、
      人間のフットバスと同じような感覚でリラックス効果があります


どんなペットに効くの?
ワンちゃんはもちろん、ネコちゃん、とりさん、小動物に有効です。
ただしアロマオイルを使用してマッサージができるのは、ワンちゃんだけですよ。

動物は飼い主さんに触られることが大好きです。
そこでペットアロマ・マッサージを多くの飼い主さんに実践していただきたいと考えています。
やさしい香りに包まれながら、ゆっくりと愛情のこもったマッサージをしていると、そのまま眠りについてしまう…
そんなワンちゃんも少なくありません。

 
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